昨日はポケブクロ1st開催させていただきました。
参加いただいた方もいただいてない方もありがとうございました。レポはそのうち上げるのでお待ちを…
それよりも今回はこっち。
久々にやります、入賞デッキから見る◯◯シリーズ。
「チャンピオンズリーグ東京に参加できなくなったので公開してええかー」というアレで
このタイミングで出しちゃうんだから!!!!!!!!!!
今回は9/1(土)に行われたオーストラリア大会のデータを元にまとめていますが、
これまでと違いテンプレという体裁にはしておりませぬ。
事細かにやるととても長くなるので特徴的なところなどに絞りました。
まずは
・
・
・
・
・
-ポケモン編-
今回はデッキを回すためのカード、といえるカードについてのみ抽出しています
■カプ・テテフGX
採用率 :96.88%(31/32デッキ)
平均採用数:2.19枚
ちょっと前にTwitter上でテテフ要不要論が飛び交ってましたが、
データ見る限りは勝ちたいなら採用しない理由はないのでは?と思える結果。
軽い気持ちでしたツイートにも結構反応あったのでみんな気にしてるんですよね、やっぱり。
下位デッキのデータがないので"採用していなければ勝てない"かはわかりませんが、
上位デッキにはほぼ確実に採用されています。
海外では
「負け筋になるから入れない」ではなく、
「テテフは必要なサポを引く勝ち筋」という考えなのでしょうか。
■マーシャドー(やぶれかぶれ)
採用率 :40.63%
平均採用数:1.23枚
レックガノンへの採用率が高いのはテンペストGXでリカバリーできるからですかね。
カラマネロ採用系のデッキにも投入されやすい傾向が見えます
シェイミEXの代わりと考えるには毛色が違いすぎるので、
先1やぶれかぶれからの逃げ切りや、中盤相手のテンポを落とすためなどの理由で
採用されているのかなと考えられます。
■ゾロアークGX
採用率 :28.13%
平均採用数:3.67枚
おなじみゾロアークGX。
基本的にはアタッカー(兼ドローソース)として採用されているようなので参考程度に。
31位のジガルデデッキに1ラインだけ入れられているのが特徴的ですね。
コチラはドロソとしての側面が強いように見えます。
■ヤレユータン(さいはい)
採用率 :25%
平均採用数:1.13枚
ウルネク系デッキでの採用率が高いこのカード。
引ける枚数は多くないですが1枠しか必要としないこともあり、
いざという時の保険としては非常に優秀です。
TOP32中1/4のデッキで採用されていると考えると、結構な採用率だと思います。
リソースマネジメントの方は参考まで。
あとはポケモン周りで気になった点をあげるならば、
『海外勢は2進化のシステムポケモンは中間進化を採用していない』
というところでしょうか。
“システムなので早く立てる”という方向に振っている印象を受けます
—————————————————————————————
--グッズ・どうぐ編-
サポから行こうかと思いましたが、
サポの採用枚数はグッズの採用枚数を踏まえたほうがわかりやすいのでグッズから先に。
■ボール系統
平均採用数:8枚
XYがレギュ落ちしアズサがなくなった今、
”展開はボールでするしかない”というのが9/1(土)時点での海外SM環境。
その状況は平均採用枚数から見ても明らかです。
基本はハイパーボール4+他ボール3+1といった形が多いですね。
テンポロスさせるカードがプールに少ないこともあり
序盤に場を整えないと巻き返すのが難しい、というのもあるのかなという感じがします。
■入れ替え系統
・ポケモンいれかえ
採用率 :31.25%
平均採用数:1.3枚
・あなぬけのヒモ
採用率 :18.75%
平均採用数:1枚
サポート使用権を使わずポケモンの入れ替えができるので、
かるいしがないSM環境では採用されるのもわかる気がします。
ちなみにどちらかだけ採用するのではなく、
両方採用しているデッキが多いというのもポイント。
■こだわりハチマキ
採用率 :100%
平均採用数:2.59枚
GX主体の環境ということもあり、こだわりハチマキの採用率は100%。
まぁ入れない理由がないですよね。
4枚採用するかどうかは
・素の打点で190〜210出せるか
・ハチマキをつけたら170〜210出せるようになるか
というところでの判断でしょうか。
こだわりハチマキ以外だと、学習装置・ねがいのバトンも採用されています。
場が崩れにくいように意識されている印象を受けます。
他はデッキにより採用不採用を決めるカードが多く、ピックアップして書くのが難しいです。
フィールドブロアーの採用率がこれまでと比較してグッと下がっているのは特徴的ですね。
そういえばともだちてちょうですが、採用率は34.38%で1/3のデッキに採用されています。
やはりサーチャーとは使い勝手が異なるので、てちょうより現物を、という感じが強いのでしょうか。
—————————————————————————————
-サポート編-
■ドロー系統
平均採用数:7.56枚
思ったよりドロサポ入っていないんだなぁ…というのがこの結果を見た最初の印象。
その分ダートじてんしゃやドロー系のポケモンを採用しているのか?とも考えましたが、
関係性はあまりないように見えます。
内訳としてはシロナ4+リーリエ2+2といったパターンが多いようですね。
ボール多投の結果、初手が減りやすいのもリーリエの使いやすさに紐付いているのでしょうか。
相手の手札への干渉札であるジャッジマンは1/2程度しか採用されていないので
一見すると、メタグロスGXのアルゴリズムGXやダイゴの決断が使いやすそうに見えますが
代わりにマーシャドーを採用されている場合もあるので、使い所が難しそうです。
■グズマ
採用率 :100%
平均採用数:3.41枚
サポート回収手段が限られていることもあり、
最大採用可能数の4枚まで採用されてるデッキも少なくありません。
この辺りはバトルサーチャーがなかった海外2018レギュの頃から変わっていない感じがします。
他に採用されていたサポートで言えば、
何らかのサーチ系カードが採用されている割合は62.5%。
それも上位のデッキのほうがサーチ系カードの採用率が高く、「場を整えるためのサーチ」の色が強く見えます。
—————————————————————————————
さて各カードそれぞれピックアップして紹介してみましたが、
全体として強く見えてくるポイントは、
「先に場を整える」
というところでしょうか。
各採用札もすべて上のことを意識して採用されているように見えます。
プール内に相手のテンポを崩すようなカードが少ない以上、先に動けるほうがそりゃ有利ですよね。
翌週のブラジル大会についてはデッキレシピのデータが全ては上がっていないため
この結果を踏まえた海外プールでのデッキ選択がどうなったのかまとめられないのが残念ですが、
デッキタイプだけ見るとTOP8中7人が
非GXのマッシブーン+マニューラorダストダス+戒めの祠
を使用しているという、すごい状態でした。
(なんならブラジル大会TOP32中18人は戒めの祠採用の非GXデッキですからね…)
この辺は一部で話題になっていたので知っている方も多いのではないかなと。
日本ではホワイトキュレムやアローラナッシー、ロストマーチと非GX主体のデッキが多いので
マッシブーン+α系統のデッキがどこまでいるのか正直全然読めません。
明確に環境が定まっていないチャンピオンズリーグ東京でどのデッキが上がってくるのか、今から楽しみですね。
==追記==
何回上げ直しても画像が粗い…
読めないーって方、ここなんて書いてあるの?って聞いていただければお答えします
※一部数値が異なる箇所(マーシャドー)がありましたので修正しました。
参加いただいた方もいただいてない方もありがとうございました。レポはそのうち上げるのでお待ちを…
それよりも今回はこっち。
久々にやります、入賞デッキから見る◯◯シリーズ。
「チャンピオンズリーグ東京に参加できなくなったので公開してええかー」というアレで
このタイミングで出しちゃうんだから!!!!!!!!!!
今回は9/1(土)に行われたオーストラリア大会のデータを元にまとめていますが、
これまでと違いテンプレという体裁にはしておりませぬ。
事細かにやるととても長くなるので特徴的なところなどに絞りました。
[参考データ]
http://limitlesstcg.com/tournaments/?id=114
にて公開されている上位32人のレシピを元にしています。
※採用率
32デッキ中、そのカードが1枚以上採用されているデッキの割合です。
※平均採用数
そのカードを採用しているデッキ毎の採用枚数の平均値。
まずは
・
・
・
・
・
-ポケモン編-
今回はデッキを回すためのカード、といえるカードについてのみ抽出しています
■カプ・テテフGX
採用率 :96.88%(31/32デッキ)
平均採用数:2.19枚
ちょっと前にTwitter上でテテフ要不要論が飛び交ってましたが、
データ見る限りは勝ちたいなら採用しない理由はないのでは?と思える結果。
軽い気持ちでしたツイートにも結構反応あったのでみんな気にしてるんですよね、やっぱり。
下位デッキのデータがないので"採用していなければ勝てない"かはわかりませんが、
上位デッキにはほぼ確実に採用されています。
海外では
「負け筋になるから入れない」ではなく、
「テテフは必要なサポを引く勝ち筋」という考えなのでしょうか。
■マーシャドー(やぶれかぶれ)
採用率 :40.63%
平均採用数:1.23枚
レックガノンへの採用率が高いのはテンペストGXでリカバリーできるからですかね。
カラマネロ採用系のデッキにも投入されやすい傾向が見えます
シェイミEXの代わりと考えるには毛色が違いすぎるので、
先1やぶれかぶれからの逃げ切りや、中盤相手のテンポを落とすためなどの理由で
採用されているのかなと考えられます。
■ゾロアークGX
採用率 :28.13%
平均採用数:3.67枚
おなじみゾロアークGX。
基本的にはアタッカー(兼ドローソース)として採用されているようなので参考程度に。
31位のジガルデデッキに1ラインだけ入れられているのが特徴的ですね。
コチラはドロソとしての側面が強いように見えます。
■ヤレユータン(さいはい)
採用率 :25%
平均採用数:1.13枚
ウルネク系デッキでの採用率が高いこのカード。
引ける枚数は多くないですが1枠しか必要としないこともあり、
いざという時の保険としては非常に優秀です。
TOP32中1/4のデッキで採用されていると考えると、結構な採用率だと思います。
リソースマネジメントの方は参考まで。
あとはポケモン周りで気になった点をあげるならば、
『海外勢は2進化のシステムポケモンは中間進化を採用していない』
というところでしょうか。
“システムなので早く立てる”という方向に振っている印象を受けます
—————————————————————————————
--グッズ・どうぐ編-
サポから行こうかと思いましたが、
サポの採用枚数はグッズの採用枚数を踏まえたほうがわかりやすいのでグッズから先に。
■ボール系統
平均採用数:8枚
XYがレギュ落ちしアズサがなくなった今、
”展開はボールでするしかない”というのが9/1(土)時点での海外SM環境。
その状況は平均採用枚数から見ても明らかです。
基本はハイパーボール4+他ボール3+1といった形が多いですね。
テンポロスさせるカードがプールに少ないこともあり
序盤に場を整えないと巻き返すのが難しい、というのもあるのかなという感じがします。
■入れ替え系統
・ポケモンいれかえ
採用率 :31.25%
平均採用数:1.3枚
・あなぬけのヒモ
採用率 :18.75%
平均採用数:1枚
サポート使用権を使わずポケモンの入れ替えができるので、
かるいしがないSM環境では採用されるのもわかる気がします。
ちなみにどちらかだけ採用するのではなく、
両方採用しているデッキが多いというのもポイント。
■こだわりハチマキ
採用率 :100%
平均採用数:2.59枚
GX主体の環境ということもあり、こだわりハチマキの採用率は100%。
まぁ入れない理由がないですよね。
4枚採用するかどうかは
・素の打点で190〜210出せるか
・ハチマキをつけたら170〜210出せるようになるか
というところでの判断でしょうか。
こだわりハチマキ以外だと、学習装置・ねがいのバトンも採用されています。
場が崩れにくいように意識されている印象を受けます。
他はデッキにより採用不採用を決めるカードが多く、ピックアップして書くのが難しいです。
フィールドブロアーの採用率がこれまでと比較してグッと下がっているのは特徴的ですね。
そういえばともだちてちょうですが、採用率は34.38%で1/3のデッキに採用されています。
やはりサーチャーとは使い勝手が異なるので、てちょうより現物を、という感じが強いのでしょうか。
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-サポート編-
■ドロー系統
平均採用数:7.56枚
思ったよりドロサポ入っていないんだなぁ…というのがこの結果を見た最初の印象。
その分ダートじてんしゃやドロー系のポケモンを採用しているのか?とも考えましたが、
関係性はあまりないように見えます。
内訳としてはシロナ4+リーリエ2+2といったパターンが多いようですね。
ボール多投の結果、初手が減りやすいのもリーリエの使いやすさに紐付いているのでしょうか。
相手の手札への干渉札であるジャッジマンは1/2程度しか採用されていないので
一見すると、メタグロスGXのアルゴリズムGXやダイゴの決断が使いやすそうに見えますが
代わりにマーシャドーを採用されている場合もあるので、使い所が難しそうです。
■グズマ
採用率 :100%
平均採用数:3.41枚
サポート回収手段が限られていることもあり、
最大採用可能数の4枚まで採用されてるデッキも少なくありません。
この辺りはバトルサーチャーがなかった海外2018レギュの頃から変わっていない感じがします。
他に採用されていたサポートで言えば、
何らかのサーチ系カードが採用されている割合は62.5%。
それも上位のデッキのほうがサーチ系カードの採用率が高く、「場を整えるためのサーチ」の色が強く見えます。
—————————————————————————————
さて各カードそれぞれピックアップして紹介してみましたが、
全体として強く見えてくるポイントは、
「先に場を整える」
というところでしょうか。
各採用札もすべて上のことを意識して採用されているように見えます。
プール内に相手のテンポを崩すようなカードが少ない以上、先に動けるほうがそりゃ有利ですよね。
翌週のブラジル大会についてはデッキレシピのデータが全ては上がっていないため
この結果を踏まえた海外プールでのデッキ選択がどうなったのかまとめられないのが残念ですが、
デッキタイプだけ見るとTOP8中7人が
非GXのマッシブーン+マニューラorダストダス+戒めの祠
を使用しているという、すごい状態でした。
(なんならブラジル大会TOP32中18人は戒めの祠採用の非GXデッキですからね…)
この辺は一部で話題になっていたので知っている方も多いのではないかなと。
日本ではホワイトキュレムやアローラナッシー、ロストマーチと非GX主体のデッキが多いので
マッシブーン+α系統のデッキがどこまでいるのか正直全然読めません。
明確に環境が定まっていないチャンピオンズリーグ東京でどのデッキが上がってくるのか、今から楽しみですね。
==追記==
何回上げ直しても画像が粗い…
読めないーって方、ここなんて書いてあるの?って聞いていただければお答えします
※一部数値が異なる箇所(マーシャドー)がありましたので修正しました。
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