引き続き考察。今回はサポート編。
[参考データ]
愛知・岡山・千葉1日目・千葉2日目・大阪の入賞デッキの内、LO系統のデッキを抜いた76レシピを参考にしています。
※採用率
76デッキ中、そのカードを1枚でも採用しているデッキの割合です。(枚数は無視)
※平均採用数
そのカードを採用しているデッキ毎の、採用枚数の平均。
ではいきましょう。
推移については大会毎の入賞デッキと採用カード推移の二枚の画像を合わせて見ていただくとわかりやすいです。
【サポート】
●プラターヌ博士
・採用率について
100%。すべてのデッキに入ります。
・採用枚数について
平均3.52枚、枠に合わせて3or4枚という所。一部のシェイミ多投デッキでは2枚や1枚というのも有りました。千葉1日目は一部の2枚採用系のデッキの入賞により平均値が低めになっているようです。
・結論
100%採用。枚数はNの枚数により3or4枚。
——
●N
・採用率について
こちらも100%。
・採用枚数について
2.12枚。1枚採用のデッキや逆に4投しているデッキもありますが、2枚が大体のデッキでの基本枚数。愛知でLOの入賞が多かったせいか、岡山では多めの採用。その後はLO入賞の減少とともに採用枚数も減少傾向に。千葉2日目は1枚採用のデッキが少なく3枚採用のデッキが多かったため。
・結論
100%採用。明確な理由がない限り2枚は入れましょう。
——
●フラダリ
・採用率について
採用率は98.3%、愛知大会のルガルガンでフラダリ不採用のデッキがあったため100%となっていませんが基本的には採用確定のカード。
・採用枚数について
平均1.62枚。最小は愛知で1.55枚。前に呼ばなくてもダメージを与えられるジュナイパー系や特性フラダリのルガルガンは1枚採用の傾向にあり、平均値の推移はその辺りのデッキの入賞数の影響が大きいようです。その他一部のよるのこうしんを除き基本2枚採用。
・結論
地雷デッキ握らない限り100%採用。ルガルガン、ジュナイパー系以外は2枚採用しましょう。
——
●アセロラ
・採用率について
採用率は63.8%。愛知→大阪に向けて徐々に採用率が下がっていっているのは注目したい点。千葉あたりからルガルガン系でのアセロラの不採用が多くなっているように見えます。ワンパンしてくるカメボルケの増加により、回収できないことが増えてきているのが不採用の理由でしょうか。
・採用枚数について
平均1枚。リカバリカードなので多投するものでもないですね。
・結論
環境に合わせて、としか言えないのが難しいですが、カメボルケが多い環境では枠を他のカードに譲ってもいいかもしれません。採用枚数は1枚。
——
●リーリエ
・採用率について
採用率は16.3%。カプガノンは確定採用、他は特にデッキによる傾向はなさそうです。強いて言うならあまりトラッシュしたくないカードが多いデッキには採用されやすいように見えます。(ふしぎなアメ採用の2進化デッキなど)
・採用枚数について
平均1.25枚。基本的には1枚で十分なように見えます。
・結論
プラターヌ、Nの枚数と相談しつつ、トラッシュしたくないカードが多いデッキでは採用を検討。枚数は基本1枚。
——
●クセロシキ
・採用率について
採用率は31.3%。こちらも愛知・岡山とそれ以降で採用率に大きな開きが有ります。カメボルケの増加に伴い採用率が減少しているように見えます。高打点環境だった千葉ではまわしを割る必要がなかったというのも理由かと思います。
・採用枚数について
平均1枚。使用機会が多いカードではないため1枚採用となるようです。
・結論
中打点デッキでまわしが辛い場合は採用してもいいのでは。採用枚数は1枚。
——
●オカルトマニア
・採用率について
採用率は50.4%。岡山で急増して千葉2日目で激減しています。オカルトマニアの採用が増えるとルガルガンの入賞が減る、と見ることもできそうですが、単にルガルガンのオカルトマニア採用率が低いだけかもしれません。あとは千葉2日目のカメボルケでは不採用だったのが、大阪では採用となっているのも注目です。
・採用枚数について
平均は1.29枚。白レック/Wダークライは2枚採用、その他のデッキは1枚採用となっています。Wダークライについてはデッキ発案者の方がボルケ、ジュナイパー、白レックに対してなるべく連打したいので2枚とおっしゃられてましたね。
・結論
最終の大阪では7割弱となっており、できれば採用したいといえるカード。採用枚数は基本1枚、枠があれば2枚でしょうか。
——
●アズサ/ポケモンだいすきクラブ
・採用率について
アズサが15%、だいすきクラブが13.3%。アロキュウジュナイパーやライチュウ系統など進化想定のたねポケモンを広げたいデッキではアズサ、白レックなどの特性持ちたねポケに依存するデッキではだいすきクラブが選択されています。
アズサが大阪では採用されていない理由としては1ターン目でベンチを広げないといけないデッキが少ないからかと思います。どちらのカードも環境に合わせてと言うよりはデッキタイプにより採用が決まるカード。
・採用枚数について
どちらも1枚あれば事足りそうです。
・結論
ボールだけで事足りそうなデッキについては不要。進化デッキで1ターン目にベンチに広げておきたい構築の場合はアズサ、特性持ちタネが多いデッキではポケモンだいすきクラブ、どちらかを1枚刺す形になりそうです。
——
●AZ
・採用率について
採用率は15.4%。前回も書いたとおりアセロラがあるので採用率は下がっています。とは言えレシピを見るとアセロラ+AZという構築もあり、使い分けをされているようです。コチラもアセロラ同様後半に向けて採用率は下がっており、ワンパンしてくるカメボルケの増加により、回収できないことが増えてきているのが不採用の理由かと思われます。
・採用枚数について
1枚。ラフレシア入りでない限りは1投で安定かと思います。
・結論
アセロラに同じ。
——
●センパイとコウハイ
・採用率について
採用率は17.9%5会場通じてルガルガン・ライチュウ・ビークイン・よるこう系統のデッキの採用ばかりでした。
環境に合わせてと言うよりはデッキタイプにより採用が決まるカード。
・採用枚数について
平均1.08枚、千葉2日目のゲッコウガに2枚採用されていたのが特徴的でした(あのゲッコウガは色々と独特ですね)
・結論
非EX/GXアタッカー主体のデッキなら採用。基本は1枚。
——
●こわいおねえさんについて
・採用率について
採用率は15.8%と妨害系カードとしては高めの数字。明確な採用デッキタイプはなさそう。千葉初日はカメボルケが多かったせいか、汎用系ではないサポートの採用が全体的に低めですね。(ししゃもボルケは汎用サポのみ)
なお大阪ではこわおね搭載のカメボルケもいましたね。
(前回の集計間違ってました、すみません。)
・採用枚数について
1枚。何度も連打するカードではないので1枚ですね。
・結論
枠があれば採用、レベル。枚数は1枚。
—————
他にも様々なサポートが搭載されていますが、汎用的といえるのはこの辺りまでかなと思います。
サポートの採用については、
・汎用系
・環境に合わせて
・デッキタイプ的に必要
・好みで採用
の4パターンが有るように見受けられました。
次回はグッズ・どうぐ編書きます。
[参考データ]
愛知・岡山・千葉1日目・千葉2日目・大阪の入賞デッキの内、LO系統のデッキを抜いた76レシピを参考にしています。
※採用率
76デッキ中、そのカードを1枚でも採用しているデッキの割合です。(枚数は無視)
※平均採用数
そのカードを採用しているデッキ毎の、採用枚数の平均。
ではいきましょう。
推移については大会毎の入賞デッキと採用カード推移の二枚の画像を合わせて見ていただくとわかりやすいです。
【サポート】
●プラターヌ博士
・採用率について
100%。すべてのデッキに入ります。
・採用枚数について
平均3.52枚、枠に合わせて3or4枚という所。一部のシェイミ多投デッキでは2枚や1枚というのも有りました。千葉1日目は一部の2枚採用系のデッキの入賞により平均値が低めになっているようです。
・結論
100%採用。枚数はNの枚数により3or4枚。
——
●N
・採用率について
こちらも100%。
・採用枚数について
2.12枚。1枚採用のデッキや逆に4投しているデッキもありますが、2枚が大体のデッキでの基本枚数。愛知でLOの入賞が多かったせいか、岡山では多めの採用。その後はLO入賞の減少とともに採用枚数も減少傾向に。千葉2日目は1枚採用のデッキが少なく3枚採用のデッキが多かったため。
・結論
100%採用。明確な理由がない限り2枚は入れましょう。
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●フラダリ
・採用率について
採用率は98.3%、愛知大会のルガルガンでフラダリ不採用のデッキがあったため100%となっていませんが基本的には採用確定のカード。
・採用枚数について
平均1.62枚。最小は愛知で1.55枚。前に呼ばなくてもダメージを与えられるジュナイパー系や特性フラダリのルガルガンは1枚採用の傾向にあり、平均値の推移はその辺りのデッキの入賞数の影響が大きいようです。その他一部のよるのこうしんを除き基本2枚採用。
・結論
地雷デッキ握らない限り100%採用。ルガルガン、ジュナイパー系以外は2枚採用しましょう。
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●アセロラ
・採用率について
採用率は63.8%。愛知→大阪に向けて徐々に採用率が下がっていっているのは注目したい点。千葉あたりからルガルガン系でのアセロラの不採用が多くなっているように見えます。ワンパンしてくるカメボルケの増加により、回収できないことが増えてきているのが不採用の理由でしょうか。
・採用枚数について
平均1枚。リカバリカードなので多投するものでもないですね。
・結論
環境に合わせて、としか言えないのが難しいですが、カメボルケが多い環境では枠を他のカードに譲ってもいいかもしれません。採用枚数は1枚。
——
●リーリエ
・採用率について
採用率は16.3%。カプガノンは確定採用、他は特にデッキによる傾向はなさそうです。強いて言うならあまりトラッシュしたくないカードが多いデッキには採用されやすいように見えます。(ふしぎなアメ採用の2進化デッキなど)
・採用枚数について
平均1.25枚。基本的には1枚で十分なように見えます。
・結論
プラターヌ、Nの枚数と相談しつつ、トラッシュしたくないカードが多いデッキでは採用を検討。枚数は基本1枚。
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●クセロシキ
・採用率について
採用率は31.3%。こちらも愛知・岡山とそれ以降で採用率に大きな開きが有ります。カメボルケの増加に伴い採用率が減少しているように見えます。高打点環境だった千葉ではまわしを割る必要がなかったというのも理由かと思います。
・採用枚数について
平均1枚。使用機会が多いカードではないため1枚採用となるようです。
・結論
中打点デッキでまわしが辛い場合は採用してもいいのでは。採用枚数は1枚。
——
●オカルトマニア
・採用率について
採用率は50.4%。岡山で急増して千葉2日目で激減しています。オカルトマニアの採用が増えるとルガルガンの入賞が減る、と見ることもできそうですが、単にルガルガンのオカルトマニア採用率が低いだけかもしれません。あとは千葉2日目のカメボルケでは不採用だったのが、大阪では採用となっているのも注目です。
・採用枚数について
平均は1.29枚。白レック/Wダークライは2枚採用、その他のデッキは1枚採用となっています。Wダークライについてはデッキ発案者の方がボルケ、ジュナイパー、白レックに対してなるべく連打したいので2枚とおっしゃられてましたね。
・結論
最終の大阪では7割弱となっており、できれば採用したいといえるカード。採用枚数は基本1枚、枠があれば2枚でしょうか。
——
●アズサ/ポケモンだいすきクラブ
・採用率について
アズサが15%、だいすきクラブが13.3%。アロキュウジュナイパーやライチュウ系統など進化想定のたねポケモンを広げたいデッキではアズサ、白レックなどの特性持ちたねポケに依存するデッキではだいすきクラブが選択されています。
アズサが大阪では採用されていない理由としては1ターン目でベンチを広げないといけないデッキが少ないからかと思います。どちらのカードも環境に合わせてと言うよりはデッキタイプにより採用が決まるカード。
・採用枚数について
どちらも1枚あれば事足りそうです。
・結論
ボールだけで事足りそうなデッキについては不要。進化デッキで1ターン目にベンチに広げておきたい構築の場合はアズサ、特性持ちタネが多いデッキではポケモンだいすきクラブ、どちらかを1枚刺す形になりそうです。
——
●AZ
・採用率について
採用率は15.4%。前回も書いたとおりアセロラがあるので採用率は下がっています。とは言えレシピを見るとアセロラ+AZという構築もあり、使い分けをされているようです。コチラもアセロラ同様後半に向けて採用率は下がっており、ワンパンしてくるカメボルケの増加により、回収できないことが増えてきているのが不採用の理由かと思われます。
・採用枚数について
1枚。ラフレシア入りでない限りは1投で安定かと思います。
・結論
アセロラに同じ。
——
●センパイとコウハイ
・採用率について
採用率は17.9%5会場通じてルガルガン・ライチュウ・ビークイン・よるこう系統のデッキの採用ばかりでした。
環境に合わせてと言うよりはデッキタイプにより採用が決まるカード。
・採用枚数について
平均1.08枚、千葉2日目のゲッコウガに2枚採用されていたのが特徴的でした(あのゲッコウガは色々と独特ですね)
・結論
非EX/GXアタッカー主体のデッキなら採用。基本は1枚。
——
●こわいおねえさんについて
・採用率について
採用率は15.8%と妨害系カードとしては高めの数字。明確な採用デッキタイプはなさそう。千葉初日はカメボルケが多かったせいか、汎用系ではないサポートの採用が全体的に低めですね。(ししゃもボルケは汎用サポのみ)
なお大阪ではこわおね搭載のカメボルケもいましたね。
(前回の集計間違ってました、すみません。)
・採用枚数について
1枚。何度も連打するカードではないので1枚ですね。
・結論
枠があれば採用、レベル。枚数は1枚。
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他にも様々なサポートが搭載されていますが、汎用的といえるのはこの辺りまでかなと思います。
サポートの採用については、
・汎用系
・環境に合わせて
・デッキタイプ的に必要
・好みで採用
の4パターンが有るように見受けられました。
次回はグッズ・どうぐ編書きます。
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