【考察】入賞デッキから見る大会毎の採用カード推移(愛知〜大阪)【ポケモン編】
【考察】入賞デッキから見る大会毎の採用カード推移(愛知〜大阪)【ポケモン編】
先日公開しました入賞デッキから見る必須カードの考察について、ご好評頂きありがとうございます。

大阪大会のレシピが公開されて同カードプールの大会の結果が出揃いましたので、今回は大会毎の採用率の推移について考察してみたいと思います。
採用理由についても合わせて考察しています。
[参考データ]
愛知・岡山・千葉1日目・千葉2日目・大阪の入賞デッキの内、LO系統のデッキを抜いた76レシピを参考にしています。
※採用率
76デッキ中、そのカードを1枚でも採用しているデッキの割合です。(枚数は無視)
※平均採用数
そのカードを採用しているデッキ毎の、採用枚数の平均。


ではいきましょう。
推移については二枚の画像を合わせて見ていただくとわかりやすいです。
【ポケモン編】
●カプ・テテフGX
・採用率について
平均9割弱のデッキに採用されているこのカードですが大阪大会では使用率が下がっている様に見えます。
が、テテフ不採用のデッキはよるこうと白レックなので、サンムーンからのデッキについては、ほぼ確定で採用するのが強いといえるでしょう。大阪以前の大会も同様です(一部のカメボルケで不採用のものもあります)。

・採用枚数について
平均1.91枚と、ほぼ2積み確定と考えていいかと思います。ダブル無色エネルギーについても実に6割のデッキが採用していますので、アタッカーとしての運用も視野に入れての採用が多いかと思われます。

・結論
100%採用。枚数は可能なら2枚。

——
●シェイミEX
・採用率について
平均8割強の採用率。ただし大会後半になるに連れて採用率は下がってきています。特にアロキュウ系統のデッキでは採用されないことが多いようです。アロキュウはアセロラ不採用が多く、その影響でシェイミ不採用となりやすいようです。負け筋が場に残りやすくなるから、ということでしょうか。

・採用枚数について
平均1.93枚となっていますが、一部の4投デッキの影響で平均値が上がっているだけでほとんどのデッキでは1枚採用となっています。シェイミスタートする確率を考えると1枚というのも納得はできそうです。

・結論
回収手段があるデッキなら採用。基本1枚、デッキタイプにより2枚〜4枚まで変動。

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●ウソッキー
・採用率について
25%で1/4のデッキには採用されていることになります。主な採用デッキは白レック、ルガルガン、カメボルケ。自身がスカイフィールドを採用しているかどうかは、ウソッキーの採用理由には反映されていないようです。採用については個人の好みな気もしますが、1/4なので特にスカイフィールドを採用するデッキを握る場合にはそれなりに警戒する必要がありそうです。

・採用枚数について
平均1枚。納得の数字なので特に言うことなし。

・結論
自身がベンチを広く使うデッキでない場合は採用してもいいかも、位。採用枚数は1枚で確定。

——
●オドリドリ
採用率は17.9%。1/6のデッキで採用、というところでしょうか。採用デッキに偏りは無いようです。岡山、千葉2日目で採用率が上がっているのは、直前の大会でよるのこうしんが入賞しているからかと思われます。

・採用枚数について
平均1枚。こちらも納得の数字。

・結論
打点の調整役としても使えるので、好みではありますが枠に余裕あるなら採用してもよいかと。何度も攻撃するカードではないので採用枚数は1枚で確定。

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●エフェクトブイズ
・採用率について
採用率は15.8%
1進化デッキしか採用する意味が無いので1進化があるデッキに絞って、23デッキ中12デッキが採用。52%のデッキで採用しています。採用しない傾向にあるのはジジダストとアロキュウ、ライチュウルガルガンでした。単独で160以上の打点が出せるデッキはハチマキ巻いたら190まで見れるというのが不採用の理由かと推測しています。
(実際前述のデッキではこだわりハチマキが採用されている)

・採用枚数について
後半に向かってシャワーズの採用が増加、ブースターの採用が減少している傾向にあります。

・結論
1進化で基本打点が160に届かないなら採用。イーブイは1〜2、ブースター/シャワーズは苦手タイプにより選択。サンダースは不要。

—————
こんなところでしょうか。テテフ、シェイミの採用についてはほぼ変動がないのが面白いですね。

次はサポート編。公開まで時間が空きそうですがお待ちいただけますとうれしいです。

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