【考察】入賞デッキから見る必須カードと新規参入者の必要コスト【まとめ編】
【考察】入賞デッキから見る必須カードと新規参入者の必要コスト【まとめ編】
【考察】入賞デッキから見る必須カードと新規参入者の必要コスト【まとめ編】
さて、
「ポケモン編」 http://gackck.diarynote.jp/201705262051005019/
「サポート編」 http://gackck.diarynote.jp/201705262148373247/
「グッズ・どうぐ編」 http://gackck.diarynote.jp/201705262251062697/
と書いてきたこのシリーズですが最後まとめです。

必須カードまとめたのでデッキ考えてみましょう。

まずはシンプルに。
【強いデッキに入ってるカード、全部採用したらいいんじゃね?編】
単純に上げたカード全部足してみたら71枚になったので没。エネないし。

【次、いらないカード削ったら行けるんじゃ…?編】
ぱっと削れるのはエフェクトブイズですかね?その前にアタッカーがテテフしかいないことになるので没です。

そろそろ真面目に考えます。採用率を参考にしよう。
まず、70%以上のカードは確定で入れます。採用枚数は平均値小数1桁を繰り上げで考えます。
【70%以上を採用する編】
————
【ポケモン】4
2 カプ・テテフGX
2 シェイミEX

【サポート】10
4 プラターヌ博士
3 N
2 フラダリ
1 アセロラ

【グッズ】8
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー

【どうぐ】3
3 かるいし
—————
まともですね。採用率40%まで下げてみましょう。

【40%以上を採用する編】
—————
【ポケモン】4
2 カプ・テテフGX
2 シェイミEX

【サポート】12
4 プラターヌ博士
3 N
2 フラダリ
1 アセロラ
★2 オカルトマニア

【グッズ】15
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
★2 フィールドブロアー
★3 バトルコンプレッサー
★2 レスキュータンカ

【どうぐ】5
3 かるいし
★2 こだわりハチマキ
—————
計36枚。
この辺りまでが入れておきたいカードと言える感じでしょうか。

はい、では元々のお題の一つに初期投資費用というのが有りますね。
全部シングルで買った場合を考えてみましょう。
—————
【ポケモン】
2 カプ・テテフGX ¥5,800
2 シェイミEX ¥5,200

【サポート】
4 プラターヌ博士 ¥400
3 N ¥600
2 フラダリ ¥600
1 アセロラ ¥400
2 オカルトマニア ¥200

【グッズ】
4 ハイパーボール ¥400
4 バトルサーチャー ¥2,000
2 フィールドブロアー ¥1,000
3 バトルコンプレッサー ¥900
2 レスキュータンカ ¥200

【どうぐ】
3 かるいし ¥1,800
2 こだわりハチマキ ¥800
—————
計36枚 ¥20,300
でましたねー。2万円超えですか…最前線で戦えるレベル、となるとやはりこれくらいはかかるんですかね。
とは言え、シェイミ、テテフを一枚ずつ削るだけで¥5,000くらいは下がるのでそのあたりはお財布と相談しながら、ってことで。

最後にここまで触れてこなかったエネ、スタジアムの枚数について。
デッキによってはエネ少なめで良かったりスタジアム多く積んだりと振れ幅が大きいのであまり参考にはなりませんが、一応ってことで。
●何らかのスタジアムが採用される割合は83.3%、平均採用枚数は3.32枚。
●エネルギーは平均採用枚数が
 ・基本エネルギー 8.31枚
 ・特殊エネルギー 4.84枚

このあたりは雑に計算しているので参考程度に。

さて、スタジアムとエネの想定採用枚数もわかったところでデッキの最終形態を見てみましょう
—————
【ポケモン】4
2 カプ・テテフGX
2 シェイミEX

【サポート】12
4 プラターヌ博士
3 N
2 フラダリ
1 アセロラ
2 オカルトマニア

【グッズ】15
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
2 フィールドブロアー
3 バトルコンプレッサー
2 レスキュータンカ

【どうぐ】5
3 かるいし
2 こだわりハチマキ

【エネルギー】13
13 何らかのエネ

【スタジアム】5
5 何らかのスタジアム
—————
合計54枚

これだとポケモンに割けるのが6枠しかないですね…まぁ繰り上げて計算してますし、概ね予想はしていました。
とりあえずこの辺の平均値目指しておけばってところでしょうか。
このままでは広く丸くって感じの構築になりそうなので、参考程度にし、各自オリジナリティあふれる構築を目指していただければと思います。

都合4記事読んで頂きありがとうございました。
あまりにも仕事の拘束時間が長すぎてジムバトルに出れないので、たまには考察系もいいかなと思い書いてみました。皆さんの参考になれば幸いです。


大して面白いことは書かないDNではありますが引き続きよろしくお願いします。

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コメント

福沢諭吉
2017年5月27日0:08

今年1番面白いブログでした。
ポケモンカードなんて20枚くらいほとんどのデッキ一緒で10枚くらいエネルギーだろうしってなつみとよく話をしていたのをデータで実感した感じです!w

楽
2017年5月27日0:15

>諭吉さん
めっちゃ嬉しいコメントです。ありがとうございます。
強いデッキはある程度同じところに集約していくんだろうなってのがあって、実際データで見たかったので自分でやってみました。データ大事!w

kame
2017年5月27日9:47

お疲れ様です。とても参考になりました。
36枚の中で採用していないカードが結構あり、そこにもっと少し強くなれるヒントが隠されているのかなぁと感じました。

また記事を読み返したいので、自分のブログにリンクを貼らせて頂きます。もし不都合があるようでしたら言って下さい。よろしくお願いします☆

プランナー
2017年5月27日11:11

毎回楽しく読んでいました。
今回のはデッキのテンプレートに良さそうですね。
ここに自分の好きなポケモンを入れて微調整をすれば、十分戦えるデッキになりそうです。

ところで、他のTCGと比べると「やはりポケカは安いなあ」と思ってしまうのですが、このへんの感覚は人それぞれなんでしょうね。

楽
2017年5月27日11:33

>るんぱさん
実際に並べてみると採用理由としても納得いくカードばかりだったので今回あげたカードは採用できるならした方がよさそうですよね。リンクは好きに貼っていただいて大丈夫ですー。

>プランナーさん
枚数は調整の余地あるとはいえカードとしては採用すべきカードばかりなので、ベースとしては十分ですよね。
自分は他のTCGはやってないのであまりその辺りはわかりませんが、初期投資で20000+αかかりますって言われると尻込みする人は多いのかなーとは思います。
仕方ないことだとは思うんですけどねー。

nophoto
まゃまつ
2017年5月27日18:52

わかりやすく勉強になりました。 ドロソをポケモン特性等で担保した格安テンプレ考察も見てみたいですm(_ _)m

Kureha
2017年5月28日0:15

初めまして、Kurehaと申します。
使われているカードの考察、とても興味深い内容でした。採用率については考えたこともありますが、投資額については検討していなかったので「なるほどなぁ」と思いながら読ませていただきました(^-^)

あと、リンクいただきますm(__)m

ちずきごう
2017年5月28日7:51

面白い記事をありがとうございました。
初心者がジムや公式大会に参加できるようになるためにオーガナイザーとして活動しております。
小中学生の初期投資としてはやはり厳しい額ですね。
親にその金額を決意させるくらいの魅力を伝えられるようにしないと。

リンクいただきます。
よろしくお願いします。

楽
2017年5月29日10:15

>まゃまつさん
今回は入賞デッキを元にして入賞するレベルのデッキにはどれくらいコストがかかるのか、というコンセプトなのでその辺のレシピは他の方にお任せします。

>Kurehaさん
採用率だけだとありきたりだよなーと思ったのと、最近身近に新しく始められた方がいたので実際どれくらいかかるんだろうというのがあって書いてみました。Kurehaさんの考察もよく読ませて頂いてます。コチラからもリンクさせていただきますね。

>ちずきごうさん
全部買わなければいけないわけではないですが、一緒に対戦する大人の方はその辺り揃っているわけで難しいですよね。全然勝てない状態だと続かないと思いますし。。。
オーガナイザーの方は大変だと思いますが、頑張ってください!
コチラからもリンクさせていただきました。
楽

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